米国アスペン研究所では毎夏第一線で活躍するエグゼクティブたちが集い、古典の哲学書などを紐解き、「人間にとって何が大切か」、「人生とは」など普遍的諸問題に挑戦し、理解し、身に付けてビジネスの現場に戻っていく。 グローバルに活動する上でこの深い教養が相互理解に果たす役割は大きい。翻って日本人にとっての普遍的諸問題は「古典」の中に見いだす事が出来る。欧米とは違った文化・歴史を持ち独自の文明、価値観を持った【日本】に正しく触れ、自分の座標軸を見定めることで、今までと違った自分が見えてくる。自らのアイデンティティを発見する旅にもなるであろう。人生における成功とは「経済的・物質的成功」だけでなく、「精神性や人間関係が豊か」であることは言うまでもない。今や欧米では日本の文化が注目され「ジャパン・クール」とまで言われ始めた昨今、 その意味が分からない日本人にだけはなりたくない。そんな願いで、ただの知識に終わらない「可触知感的」な【自由学藝】塾を始めることにしたい。