「変わる」コツは「自分を引き受けること」
2021.12.29
今年も残すところ、あとわずかになりました。
2021年も新型コロナの影響を大きく受けた1年になりました。しかし、ようやく10月に緊急事態宣言が全面解除され、少しずつ日常が戻ってきたことを感じます。
オミクロン株が出現し、冬の時期にかけて不安要素はありますが、引き続きマスク・手洗い・ソーシャルディスタンスの徹底など、できることをしていくしかないようです。
さて、年末に今年1年を振り返って、来年はこうしたい、ここを変えたい、と考えることがあると思います。
今回は、「外見チェンジ」を実践するにあたって、いちばん大切なことをお伝えします。
最も大切なことは、「自分を引き受ける」ということです。自分を引き受ける気持ちがなければ、自己変革は成功しません。
さて、「自分を引き受ける」とは、どのようなことでしょうか?
1)もともとの造作を引き受ける
背の高さや顔の形、目の大きさなど、体の特徴をネガティブ面も含めて、あるがままに受け止め、認めましょう。
【NGな人】
親からもらった体に文句はつけるけれど、ほとんど諦めていて何も努力しない。年を経るにつれ不満とコンプレックスの塊と化していく。
2)過去を引き受ける
過去の自分と決別しましょう。過ぎたことは過ぎたこと。時間は決して逆戻りしません。
【NGな人】
過去の自分にこだわる。現実を認識せずに過去に逃げ込み、カッコよかった頃の髪型やスタイルから逃れられない。
3)未来を引き受ける
時代は変わり、自分も年をとります。将来の自分を明るいイメージで引き受けましょう。
【NGな人】
「銀行員だからこのままでいいや」など、現状から変わる必要はないと考えている。しかし、30歳を過ぎたら「このままでいいや」は、現状維持ではなく下降線。
特に、「1)もともとの造作を引き受ける」というのは、なかなか難しいことでもあります。もともとの造作を受け入れられず、個性を長所と捉えられずにコンプレックスにしてしまった結果、外見と内面のギャップを自らつくり出してしまうというのは、男女問わずよくあることです。
たとえば、童顔タイプの男性が、周囲からなめられたくないばかりに迫力のあるファッションやヘアスタイルをしてしまったり、若くして事業を継承した二代目社長が無理をして貫録を出そうとアンバランスな外見になるというのは、男性によくありがちな例です。女性では、もともとの顔立ちが野性的であるにもかかわらず、かわいらしい女性に憧れ、メルヘン風に装ってしまったり、長い顔を髪を伸ばして隠そうとしたり、といったこともよくあります。
まずは、ありのままの自分で勝負する勇気を持つことからスタートです。
過去の自分も、現在の自分もあるがままに受け入れる。これが「チェンジ」の心構えです。あるがままに受け入れれば、強みも弱みも見えてきます。それがわかれば将来に向けた、前向きな外見デザインが描けるのです。
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それでは、皆様、良いお年をお迎えください。