コラムColumn

仕事ができる人は外見にも気を遣う

2020.12.15

空港前のスーツの男性の写真


2020年も間もなく終わりですね。コロナ禍でリモートワークやオンライン会議が常態化したり、働き方が変わる中で、今年1年を振り返って、いろいろな反省があったかと思います。

さて、多くの人は、自分の内面に関しては悪いことを反省したりしますが、見た目に関しては、なぜかあまり考えません。
その理由は、
・「持って生まれたセンスだから仕方がない」というあきらめ
・「やる気になればすぐにでも変えられる」という侮り
・「外見よりも仕事優先」という思い込み
・「仕事自体はきちんとしているのだから問題ない」という逃避
といったものでしょうか。

こういったことは、主に男性の理論ですが、最近は女性にもあてはまる気がします。男性同様、結果を求められるシビアな状況で仕事をし、日々激務をこなしている女性も増えています。家事と仕事の二本立ての女性は男性以上に多忙です。


スーツや雑誌や靴の写真

仕事が忙しいは言い訳にならない


多くのエグゼクティブのファッションを見てきた経験から、これだけは言い切れます。
「仕事のできる人は、外見にも気を遣っている」と。

仕事が忙しくて外見にまで気をつかっていられないという言い訳は、仕事ができないことを自分で認めているようなものです。見た目に敏感であるということは、仕事にも敏感であるということです。特におしゃれに敏感な若手は、そのことに気づいています。だからこそ、彼らは格好のいい先輩や上司に一目置くのです。

私のクライアントで、自動車メーカーに勤める30代後半の係長クラスのAさんは、外見に自信が持てないために、私のスタジオを訪ねてこられました。
Aさんの外見と内面を分析しつつ、流行を取り入れた着こなしで変身していただいたところ、それまでほとんどプライベートな会話をしたことがなかった職場の後輩が、Aさんに服のブランド名を聞いてきたというのです。
ブランドを聞くということは、格好いいと認めている証拠。それをきっかけにその後輩との会話が生まれるようになっただけでなく、自信も湧き、活発にコミュニケーションがはかれるようになったそうです。Aさんは外見を変えたことで自分の成長を実感しました。

Aさんの事例のように、ファッションやヘアスタイルで若手を触発するくらいの意気込みを、私は先輩であり上司であるあなたに持ってもらいたいと思います。

ぜひ、年の瀬に、自分の外見についても振り返ってみてください。


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